IT・テクノロジーの活用で業務の自動化・業務改善・働き方改革を目指すユーザーが集まるコミュニティ RPACommunity
2022年3月25日に開催された「【徹底解説】業務手順の整理からRPA開発・運用までの流れ」のイベントレポートです。
登壇者は株式会社 シイエム・シイの竹内あゆ美さんと上原幸司さんでした。
はじめに
「DX の担当になったけど、実務が忙しくて手が回らない!」「RPA 導入したけど…前よりやること増えた気がする」「業務の可視化まではできたけど、この後はどうすればいいの?」
こんなお悩みをお持ちの方におすすめのイベントでした!
今回は、対象業務の可視化の後に行う「対象業務の整理・分析」「業務改善DX導入」段階でやるべきことや気を付けること、ポイントなどを教えていただきました!
業務を可視化した後にどう RPA での自動化につなげるか
- 無料で利用できる「KAIZEN FARM」などを活用して業務棚卸表を作成し、これを基に理想のフローを作成する。
- 手順を見直し、無駄な手順を無くしていく。「同じ業務でも他の人がやっていないこと」「作業の目的を担当者が理解していない」「情報の受け渡しが多い」といったものが無駄な手順である場合が多い。
- 無駄な手順を無くしていき、残った手順のうち「RPA化以前に不要な手順」がある場合は、これも無くしていく。更に残った手順の RPA化を検討する。
理想のフローを考えたうえで、自分たちができるところから始めるのが大切なんだね!
まずは「できる/できない」は考えずに理想のフローを作ってみよう!
RPA開発・運用の方法をベテランエンジニアが紹介
- RPA開発・運用フローには「対象業務の選定」や「選定業務の事務局連絡」など9つのフローがある。
- 選定業務の事務局連絡で使用する「基本情報仕様書」で最も重要な部分は「室長以上の役職を持ったロボットの責任者」の記載である。人事異動や組織変動などで部署名は変更する場合もあるため、責任を持てる個人を特定できるようにする必要がある。
- リソース調整のため、RPA の取り組みも「実務」であるとの認識を上司と再認識することが大切である。
- ロボット開発の段階では、複数の要件を1つのロボットで解消できるような「共通化」を心掛けている。
RPA の取り組みも実務であるという認識が上司にないとリソース調整はとっても難しいよね…
イベント参加者からは「効率化しようとして実は逆に作業増えたってことあるよね~」といった声もあがっていたよ!
上原さんの言うように「共通化」を意識するのは大事なんだね!
まとめ
最後はオンライン集合写真です!
皆様、ご参加ありがとうございました!
業務の整理・分析、業務改善DX導入において、大切なことや注意すべきことについてなどを学ぶことができました!
ツイートまとめ
こちらのツイートまとめで、イベント参加者のリアルなコメントも併せてお楽しみください。
動画でも学べます
RPACommunity のYouTubeチャンネルではイベント動画も閲覧できます。イベント動画は随時更新していきますので、チャンネル登録 もよろしくお願いします。
イラレコ
こちらはイベントのイラレコです!
セプタラトーテです。
23卒/就活生/業界・職種悩み中/情報系学生/株式会社コミュカルさんで長期インターン中!
コメント