IT・テクノロジーの活用で業務の自動化・業務改善・働き方改革を目指すユーザーが集まるコミュニティ RPACommunity
2022年1月21日に開催された「【業務改善について学び、考える】業務改善支部 初回イベント!まずは基本から学ぶ!」のイベントレポートです。
登壇者はPLAY株式会社の与田明さんと株式会社リビカルの元山文菜さんでした。
はじめに
「DX化のためにシステムを導入したけどイマイチ効果を感じない…」「業務効率を上げたいけど具体的にどう取り組めばいいのかわからない」
こんなお悩みありませんか?
DX や業務効率化のために必要な業務効率化と業務改善・改革について、一連の流れやポイントが分かる今回のイベントでそのお悩み解決しちゃいましょう!
本当は怖い業務可視化
- 可視化だけが目的になっていると上手くいかないケースが多い。「工数のかかっている業務を RPA化する」「時間のかかる入力作業の項目を減らす」といった次のアクションに繋がる可視化が良い可視化である。
- 可視化の観点・粒度によって同じ業務の可視化を行っても結果が変わってしまうことがある。
- 業務分類別の可視化の場合は「RPA化・効率化対象業務の発見、ノンコア業務の廃止検討」、案件別の可視化の場合は「業務別の収支算出、案件収益と工数の一致」などがアクションの例としてあげられる。
- 可視化のデータを見ても業務の課題や施策案が浮かばない場合がある。そのため、アクションを生み出すにはナレッジが必要である。
同じ業務を対象に複数人が可視化をしたらそれぞれ違う可視化の結果ができちゃうんだって!
だから業務改革の目的によって観点や粒度を設定することが大切なんだね!
業務「改善」と業務「改革」の違い
- DXにおいて、これまでの業務のあり方を変えられないといくらシステムを導入してもビジネスとして成果が出ない。
- 業務改善とは現状を肯定し、ビジネスの前提を変えずにその範疇で創意工夫をするものである。それに対して業務改革とは、価値を創造するために現状を否定し、自組織が有する強みをベースとした顧客視点で全く新しいビジネスモデルやプロセスを生み出すものである。
- 業務改善活動で現場の基礎力を高め、業務改革プロジェクトで組織変革を起こすことができる。
- 「課題把握・方針検討」「業務適用」「業務定着」の3つのフェーズで業務改革プロジェクトを進める。業務の可視化や問題点を探す際は業務フロー図や業務棚卸表を活用する。
業務改善と業務改革、何気なく聞いたり使ったりしていた言葉だけどちゃんと違いがあるんだね!
話題の DX は業務改革に当てはまるから、このあたりも意識して進めていきたいね!
まとめ
最後はオンライン集合写真です!
皆様、ご参加ありがとうございました!
業務可視化や改善・改革について、その概要や進め方、注意点やポイントなどを学ぶことができました!
ツイートまとめ
こちらのツイートまとめで、イベント参加者のリアルなコメントも併せてお楽しみください。
動画でも学べます
RPACommunity のYouTubeチャンネルではイベント動画も閲覧できます。イベント動画は随時更新していきますので、チャンネル登録 もよろしくお願いします。
セプタラトーテです。
23卒/就活生/業界・職種悩み中/情報系学生/株式会社コミュカルさんで長期インターン中!
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