RPACommunity で開催した「RPALT vol.28 ~IT・自動化ネタのライトニングトーク大会~」のイベントレポートです。
目次
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はじめに
RPALT vol.28 概要
RPACommunityのライトニングトーク大会。vol.28は2021年1月29日(金)にオンラインで開催。
ITネタ、自動化ネタ、悩み、Tips、何でもネタにしてLT(※)で楽んだイベントでした!
(※)LT(ライトニングトーク)とは、5分で行われる短いプレゼンテーションのことです。
本日のお品書き
#RPALT pic.twitter.com/foNT7Lg0So
— ミツル (@mittu343) January 29, 2021
LT
登壇者
発表内容
RPA地獄絵図 こんな情シスいやだ フクイさん
メーカー系サービス会社の情シスを務めるフクイさん。「RPAに否定的な情シス」に関するツイートを見て、ドキッとしたとのこと。そこで、今回紹介するのは「こんな情シスいやだ!」。RPAから基幹システムにアクセスさせない情シス、許可と言いながらものすごい量の申請書を書かせる情シス 等々。思わずあるあると叫びたくなるような例が紹介されました。
「自称」ダイバーシティ対応のライトニングトーク Ryu.Cyberさん
Ryuさんより、「障害者雇用」にフォーカスした”自称”ダイバーシティ対応のLT。
あるきっかけで、聴覚にハンデがある方にも参加しやすい勉強会が増えてほしいと思うようになりました。しかし、現状の文字起こしアプリでは、精度が完全ではなかったり、複数人で会話していると誰が発言しているか識別できないという課題があります。そこで、文字起こし状況をリアルタイムで発言者が確認でき、伝わりやすい話し方を意識してもらう方法もあると、文字起こしアプリの実演を交えて想いを伝えていただきました。
新参者から見たAI-OCR 岸光子さん
AI insideの岸さんからは、「AI-OCRとの出会い」「DX Suiteの魅力」についてLT。
元々アナログ人間だったという岸さん、転職がきっかけでAI-OCRに出会いました。当初は、AI-OCRがもたらす業務インパクトの大きさに感動したとのこと。他にも、とにかくシンプルなUIが使いやすいこと。DX Suiteのオリジナルキャラクターが可愛いこと等、沢山の魅力を紹介頂きました。
日々の業務での活用 小崎肇さん
はなっちさんからは、自分の業務を自動化したLT。
「所属会社へ提出する月報」「エンドユーザーからの問合せのJIRAメール」「RPA定例会への報告情報収集」この3つの業務をExcelやUiPathを使って自動化した概要が紹介されました。日々の業務を効率化して得たナレッジは宝になります。皆さんもぜひ身近な業務の効率化からトライしてみてください。
ラズパイで測定器を料理しよう 楠川技研さん
ラズベリーパイとNode-REDを使ってノーコードで効率化を実現したLT。
社内で行っている「アンテナ放射特性試験」では、「アンテナの特性」について分析・改善したいのに、作業のほとんどが記録作業時間に費やされていました。そこで、ラズベリーパイで効率化。全ての自動化を目指すとコストが掛かり過ぎてしまいますが、ネック部分の自動化に絞ると、割と簡単に解決できたとのこと。そして、生産性向上にも繋がります。ラズベリーパイの良さは、安い。オープンソースが豊富にある。リアル世界の物理的なものと繋ぐができる等があります。参考にしてみてくださいとのことでした。
資料はこちら
●●は自動化の推進力? 危険信号?~問題だらけの状況で自動化を成功させるヒント~ IQぼっち aka AA佐野さん
RPA関係者のよくある悩みや不満は、「自動化のためにはもっと予算をつける”べき”だ」等の「べき論」が原因になっていることがあります。注意して欲しいのは、他責になっている”べき”です。他責している間、自分自身の思考・行動がそこでストップしてしまっています。他責の”べき”こそ、究極の非効率です。究極の理想や目的を実現するために、自分(たち)は「どうなればいいか」「どうすればできるか」を考え、自分の力でできる行動に結びつけていきましょう。
中小企業のRPA導入が進まないのはなぜ? よりさん
「中小企業がRPAを導入しない」という点にフォーカスをあてたLT。
導入が進まない理由の一つに、「投資効果が合わない」問題が挙げられます。RPA導入を案件として承認を得るためには、「削減効果>投資コスト」となることが必須です。しかし、東京本社の大手企業と中小企業を比較すると、1人の時間単価に差があったり、削減効果のボリュームが大きくありません。そんな中で、「どうすれば中小企業にもっと導入してもらえるのか」自社内でRPA技術者を養成する等、色んな解決策を考えていきたいとのことでした。
ちょっと待って、隣りのコールセンターはもっと大変な状況じゃない? Mitz
今回LTするのは、コールセンターでも使える自動化。
「新人オペレータの入社1年以内の離職率」が高いといわれるコールセンター。ITの力で何ができるのか、自動化が活用できるのか。改善へのひとつの手段として「IVR(自動音声応答装置)」があります。そこで、Twilioを使いノーコードで、RPACommunityで活用できるIVRを作ってみました。LTでは、実演込みで紹介しています。比較的簡単で従量課金でお得に作れるIVRの紹介でした。
まとめ
最後はみんなで集合写真
RPALT本体 vol.28にご参加いただいた皆さま、ご参加ありがとうございました。
イラレコ支部のたまいさんがオンラインで描いてくれた「オンラインイラレコ」をご紹介します。
イベント時の参加者のコメントが見れるツイートまとめも注目です。
イベントの様子はYouTubeにもアップしています。是非、コメントやチャンネル登録もよろしくお願いします!
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色々なコミュニティの魅力やイベントのレポートを届けていきます。
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