こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz & コミュニティマネージャー Ayyです。
今回は、私たちが運営しているRPACommunity で開催した RPALT 財務経理支部vol.1の様子をお届けします。
財務経理支部
目次
はじめに
RPALT 財務経理支部 vol.1 概要
RPAの中でも職種を「財務経理」に縛って、技・悩み等の情報交換を行うのが「財務経理支部」。初回となるvol.1は2019年8月27日(火)に開催。セミナーは、オートメーションラボ(sweeep)とUiPath。スポンサーはITプロパートナーズ GraspyとRPABANKでした。
https://twitter.com/hjmkzk/status/1166287266844573697財務経理編に潜入🔥#RPALT pic.twitter.com/SE5zfPGKDw
— Tsutomu Asari (@asari_rpa) August 27, 2019
まずは主催のMitzより、RPACommunityについての説明。RPACommunityと、それを取り巻く状況などについてお話させていただきました。
今日も安定のささやきから!#RPALT pic.twitter.com/u7G5q56ByT
— 村山毅 Tim (@timtarou) August 27, 2019
続いて、財務経理支部主催の古田さんよりお話。「財務経理担当のお仕事」から始まり「財務経理支部」の趣旨までお話いただきました。
主催 古田さん
財務経理支部開催の前に実施した「財務経理に関わる人での座談会」の結果も共有。どういった業務・作業に不満があるか、そしてRPA化できるかといった内容で、参加者の皆様も共感されていました。
財務経理は本当に重要!
でも、そこに精通されている人ってIT疎い割合が多い印象が強い。
きっと、それを払拭してくれる今回のLT #RPALT— えの🍨🐞🚷 (@nogyu21) August 27, 2019
スポンサートークはRPABANKとITプロパートナーズ Graspy。まずはMitzよりRPABANKについて紹介。RPAを中心とした業務改善、働き方改革や地域貢献を全力で応援してくれるRPABANKのサポートがあり、コミュニティイベントを実現できていることも多いです。皆さんもぜひ記事へのコメントやいいね?、Twitterアカウントのフォローをよろしくお願いします。
続いて、ITプロパートナーズ Graspyより中丸さん。人材サービスと併せて「学べる」「出会える」を進められる人材サービスがGraspyです。
中丸さん
今回のようなコミュニティイベントも積極的にサポートをされており、「学習サービス」「理想のキャリア形成」「人材と企業の出会い」を実現するプラットフォームです。
graspy
会場提供ありがとうございます #RPALT pic.twitter.com/5BsINje3ko
— rpaやってるよ (@rpa43860108) August 27, 2019
RPACommunity 財務経理 初開催✨
スポンサー様は
ITPRO PARTNERSさん
RPABANKさんありがとうございますっ😊❣️#RPALT pic.twitter.com/thzs9fsaY1
— あやや (@ayyh_18) August 27, 2019
参加者ライトニングトーク
登壇者
はなっちさん
・はなっちさん/¥に縁がないエンジニアが¥に縁のあるROBOTを作った話
発表内容
はなっちさんからは、エンジニア視点でのお話。財務経理向けに作成したロボットのお話だけではなく「やっちゃった事例」まで丁寧に説明。開発環境・本番環境に関するあるある話や「ロボットは仕事を奪わない。仲良く一緒に業務改善を進めましょう」という現場担当者に向けた優しいお言葉までいただきました。
めちゃくちゃ同意できるやっちゃった例
ほんと開発系環境でrpa組むのムダだと思うので、もう本番環境でしか組んで無いマン#RPALT pic.twitter.com/5ugFUKYGnk— rpaやってるよ (@rpa43860108) August 27, 2019
ツールセミナー
登壇者
・オートメーションラボ(sweeep) 村山さん/みんなどうしてる?月初の時間を奪う費用計上
・UiPath 穂田さん/RPAってSOX的に大丈夫なの?」と言われた時の対応フロー
発表内容
sweeepについて
オートメーションラボの村山さんからは、請求書処理に特化したOCR、sweeepについてのお話。sweeepで作成された仕訳データは様々な会計システムと連携が可能。大規模向けから小規模向けまでどんな様式でもCSVデータを自由に作成できるとのこと。「AI-OCRの読み込み精度は、いくら高くても”100%”ではないので、結局チェックは必要」「重要なのは精度の問題ではなく、OCRで読込む対象の範囲とその後のチェックの仕組み」というお話には皆さん納得。「請求するなら紙をくれ!」というフレーズには皆さん爆笑。そしてsweeepの実演には皆さん釘付けでした。
AI OCR(紙の情報を読み込んで取り込む)の読み込み精度は100%ではないので、チェックが必要みたい。
実際にデモでも一回上手く読み取れなかった。
それでも、仕訳情報に落とし込んでくれるのは、かなり便利。
— Nobu🇨🇦WEBエンジニア (@nobubump0) August 27, 2019
失敗例まってたぞー#RPALT pic.twitter.com/UyfaXgQFAJ
— rpaやってるよ (@rpa43860108) August 27, 2019
UiPathについて
UiPath 穂田さんからは、RPACommunityでも本当に珍しい「SOX法(財務報告等の信頼性を確保することを目的とした、企業の義務・責任についてのを明確にした法規制)」についてのお話。なんと穂田さんはUiPath社員ですが公認会計士でもあります。RPA導入した際に「SOX的に問題ないか?」という観点で詳しくお話いただきました。例えば「野良ロボッとが発生するリスク」はどう捉えるべきか。等もお話いただき、参加者の皆さんは真剣に聴き入っていました。また、UiPath実演もしていただきました。
SOX対策きになる#RPALT pic.twitter.com/T1D5PMAF8y
— rpaやってるよ (@rpa43860108) August 27, 2019
RPAのような新しいテクノロジーの導入にはリスクが伴いますが、適切なリスクテイクが企業価値の向上につながります‼️ UiPath穂田より#RPALT #UiPath #RPA pic.twitter.com/Qyb8QrsK4V
— Shumpei Watanabe🤖 (@ShumpeiWatanabe) August 27, 2019
まとめ
最後はみんなで集合写真
RPACommunity 財務経理支部 vol.1 集合写真
RPALT 財務経理支部? 参加者の皆さん、登壇者の皆さんありがとうございました!
職種を財務経理に絞ったことで、ディープな内容を堪能でき非常に有意義だったという声やツイートもいただきました。
https://twitter.com/maim_87/status/1166357828149399552RPAの導入は、まだまだ進んでいなくて、一部の銀行では取り入れているみたい。
導入が進んでない理由としては、
バックオフィスの業務知識があってITリテラシーが高い人が中々いないため。自分は両方ともまかなえるので、
ポジショニングとしては良さそう。— Nobu🇨🇦WEBエンジニア (@nobubump0) August 27, 2019
?Ayy :RPAのコミュニティで「財務経理に特化した支部」ってことで、どんな話題になるかすごく楽しみだったけど、オートメーションラボさんからの今まさに活用できる請求書のOCRのお話とか、UiPathさんからの初めて聞くSOXのお話とか、幅広く色んな話題ですごく勉強になった!しかもLTではエンジニア視点でのお話も聞けて、財務経理に対する様々な立場の話が集まってすごく良かった!
Mitz:職種を絞った支部はHR支部に続き2つ目になる財務経理支部だけど、職種を絞る事で、普段以上に深く・ピンポイントなテーマでの登壇、そして懇親会では普段以上に具体的な会話もできる、本当に充実したイベントになったね。テーマを絞った職種・作業に対する「本当の課題」そしてその課題に対する「具体的で効果のある対応」の話ができるのは職種縛りならでは。今後の開催にも期待だね。
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