IT・テクノロジーの活用で業務の自動化・業務改善・働き方改革を目指すユーザーが集まるコミュニティ RPACommunity
2021年9月21日に開催された「RPA勉強会『RPA の現実』~闇ばかりじゃない、光だってある~」のイベントレポートです。
RPA従事者の7名が「RPA の光」をテーマにLT(ライトニングトーク)登壇しました。
目次
目次
はじめに
ロボ太
このイベントでは、RPA 界隈で長年奮闘しているメンバーが『光』を感じた事例や経験を語り、参加者の共感を得ていました!
LT1:RPA 最高齢技術者としての見解
- UiPath MVP の称号をもつはなっち!さん、現場部門にハンズオンを実施するなど積極的に活動している。
- UiPath 2017 時代から経験歴3年目という中途採用の人が入ってきて、はなっち!さんも知らなかったテクニックや技があった。
- 高齢者のレッテルを貼られてしまうことも多いが、最高齢技術者としてのプライドを持って今後もRPA活動に取り組んでいきたい。
LT2:RPA にネガティブな反応だった組織の中で勝ち取った自由
- とある企業の情シス部門では「RPA推進しない」という結論になったが、それと同時に「RPA導入する現場の邪魔をしない」というルールも決まった。
- 「申請はすること」「台帳に登録すること」等の最小限のルールが作られた。
- 反対派の懸念は「野良ロボット」が出てしまうことだったので、「ロボット用ID」を発行して管理することで解決した。
LT3:RPA 導入の闇と光
- オンラインバンクへの自動化案件を獲得したが、開発中に幾つかのトラブルが発生。
- 業務そのものを省力化するためフローの見直しをしたり外部サービスを活用し、2週間の振込作業が半日で完了、手数料も減額できた。
- RPAツールに捉われすぎない大切さを学んだ。
LT4:RPA 担当者の育成事例
- RPA担当者の育成に一度失敗したが、体制を整えたことで成功に導くことができた話。
- RPAで出来ることを把握してもらい、RPAの構築方法を知ってもらう為の「RPAの操作教育」
- 業務フローに起こして、ロジカルに業務を行っていることを理解してもらう「徹底的な業務の可視化」
- 作成ドキュメントの明確化、テンプレートの作成、開発手順の明確化、禁止事項の徹底といった「開発の標準化」
- これらを整備した結果、RPA担当者が育成できただけでなく、現場がRPAの重要性に気づき協力を得ることができた。
LT5:RPA から広がる輪
- RPAの活動をして変化したことを考察してみた。
- 業務整理やプログラミング、SaaSに興味を持つといった非IT部門がDXに触れる機会が激増した。
- RPAをきっかけにDXとしての共通言語を増やし、社内外のコミュニケーションが激増して良い化学反応が起こっている。
LT6:RPA から後光をさす読経
- RPAを続けていく仕組みには、現場の悩みや痛みを回避したRPA開発のモチベーションが大切。
- DXも、最新のデジタル技術を駆使して、戦略やプロダクト、業務フローや意識などを変革させていくことをあらわす概念が大切。
- RPAやDXの成功のカギは「働く人全ての意識改革」にある。
LT7:人生 180 度変わった話
- WinActor を使った業務効率化推進に力を入れてきた。
- その結果、社内で表彰されたり、WinActorアンバサダーに認定され活動を認められた。
- 今後もRPACommunity など色んな場で活動していきたいという想いを語った。
まとめ
ロボ太
最後はオンライン集合写真です!
皆様、ご参加ありがとうございました!
RPA に携わる色々な立場の方達から「現場の光」に焦点を当てて聞かせていただき、より一層 RPA の実態を知ることができました!
ツイートまとめ
こちらのツイートまとめで、イベント参加者のリアルなコメントも併せてお楽しみください。
動画でも学べます
RPACommunity のYouTubeチャンネルではイベント動画も閲覧できます。イベント動画は随時更新していきますので、チャンネル登録 もよろしくお願いします。
セプタラトーテです。
23卒/就活生/業界・職種悩み中/情報系学生/株式会社コミュカルさんで長期インターン中!
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