今回は、RPACommunity で開催したRPA勉強会「WinActor Talk~RPA技術者検定に日本一詳しいヒューマンリソシアが語る!~」の様子をお届けします 。
目次
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はじめに
WinActor Talk~RPA技術者検定に日本一詳しいヒューマンリソシアが語る!~ 概要
RPACommunity WinActor Talk支部とは、RPAツール「WinActor」に特化した支部です。本イベントは2021年6月29日(火)にオンラインで開催しました。
今回はRPA技術者検定に日本一詳しい&WinActor代理店、ヒューマンリソシア様よりお話いただきました!
今夜はWinActor Talkです!
WinActor関連の注目のコンテンツ盛りだくさんですが、それだけじゃなくコミュニティイベントとして新たな試みにもチャレンジします!
お時間ある方はぜひご参加ください!
⇩参加⇩https://t.co/sQHGNwk30h #RPALT #WinActor #ヒューマンリソシア pic.twitter.com/f3JZTigQ9V— RPACommunity (@CommunityRpa) June 29, 2021
触れる参加者属性です!リンク先からアンケート結果を見ることができます。
https://t.co/aOV3iZ4cjU
WinActorマスターへの道
スタートはかわっちと勝 温子(ウィン アツコ)さんコンビによる「WinActorマスターへの道」。
温子さんは、今回から藤 千鶴(@f_ChizuRu9603)さんのイラストで外見を一新!本当の姿にしていただいたとの事でとても喜んでいました。
教育といえば一人RPA問題をよく聞きます。社内でRPAを触れる方を増やすには教育が必要であり、最初にきちんと教育をしないと社内に浸透していきません。今回は、かわっちが実際に社内のRPA勉強会で行った内容を紹介いただきました。
自己学習には【WinActorライブラリ】457本ノック!としてヒューマンソリシア様がYouTubeに投稿している動画を利用しました。「ライブラリをどのように使うか分からない」を解決するのにピッタリなコンテンツになっています。
サブシナリオパーフェクト活用術!
続いてヒューマンソリシアの蓑原 馨(みのはら けい)さんからサブシナリオについてのセミナー。蓑原さんはRPA業界のSNS界隈でもたまいさん(@inaho3517)として活躍されています。たまいさんは「診療放射線技師→RPAエンジニア」という異色な経歴をお持ちです。【WinActorサブシナリオ】129本ノックの制作に携わったとの事で、今回はそこで得られた知見を共有していただきました。
サブシナリオとは、WinActor でシナリオを作成する際に活用できる、NTTアドバンステクノロジ様が作成したサンプルシナリオのことです。そのサブシナリオの中から、Microsoft365 とGoogle WorkSpace を活用するパターンについてお話いただきました。サブシナリオをそのまま使うとエラーがでてしまう要因を、4つのパターンに分けて説明されました。使用する際は事前にチェックしておくと効果的です。
①同梱サブシナリオで使用しているブラウザはGoogle Chrome
エラー内容:ブラウザのエラー
・Chromeのインストールをおこなってください。
②使用するブラウザのバージョンを確認する
エラー内容:ブラウザのバージョンエラー
・マニュアルに記載のある該当ドライバーをインストールしてください。
③同梱サブシナリオのURLやXPathなどシナリオの修正が必要
エラー内容:同梱サブシナリオ実行時のエラーは2パターンあり、ひとつは想定外の動作があるパターンで多要素認証が絡んでいます。もうひとつは変更のパターンで、バージョンアップによるXPath変更と画面サイズによるレイアウト変更になります。ここではXPath変更について説明いただきました。
・XPathについては前回のNTTAT 泉さんの資料を参考にしてください。
④修正した同梱サブシナリオはフォルダ【NTTAT.ja】以外へ保存
<エラー内容:同梱サブシナリオ保存先エラー・フォルダ【NTTAT.ja】内にはNTTATからの自動更新やバージョンアップによるサブシナリオファイルの変更がおこなわれることにより、エラーがでてしまうのでフォルダ【NTTAT.ja】以外へ保存してください。
サブシナリオを活用するには、WinActor の習熟度や業務効率のための総合力が問われます。上記注意点を意識し、シナリオを読み解く力、対応する力をつけてから活用することをお勧めします。今回たまいさんによりサブシナリオの構造・注意すべき点について説明いただきましたが、さすが教育を手掛ける会社だけあって手順説明が秀逸でした。活用事例も紹介いただいていますので是非、YouTubeをご覧ください。
マネクラ対WD管理ツール徹底比較!
ヒューマンリソシア RPA事業本部 東日本RPA営業部 部長の関さんよりWinActor管理ツールのWinDirector?(以下:WD)とWinactor Manager On Cloud(以下:WMC)の違いについてご説明いただきました。
WD:オンプレミス版
製造元:NTTデータ
特徴:クラウド利用NGの官公庁、金融機関など外部情報流出に敏感な情報システム部門を抱える企業に選ばれています。
WMC:クラウド版
製造元:NTTAT
特徴:クラウド・SaaSに抵抗感がなく、導入時のイニシャルコストを抑えスピーディーに利用開始したいRPA推進組織を抱える企業に選ばれています。
共通機能:ユーザー管理・シナリオとジョブ管理・ジョブ稼働状況管理ができます。
<違いその1:
FLA(FloatingLicenseAdmin)というライセンス管理製品が機能の有効化、有効期限の管理を取得することができる機能の有無。WMCには標準搭載となりますが、WDは別途購入が必要となります。
違いその2:
グルーピング機能の有(WMC)・無(WD)になります。グルーピング機能とはFLA配下のフル機能版・実行版を部門ごとに割り当てができ、他部門が使っている時にこちらで使えないというような事象がおきず、また部門別費用負担が明確になり運用が楽になります。この機能が欲しくてWMCにするユーザーもおられます。
実際のWDとWMCの操作性を実演していただきましたので、YouTubeで確認ください。
最後に皆さんが興味のある価格についてもご説明いただき、業務用途によりWDとWMCを使い分けるので、どちらも良いツールであると結論付けられました。長い物には巻かれるタイプであることを笑顔で話す、まだまだ未来がある42歳の関部長でした。
WinActorの人材育成
コンサルティングファーム出身である岡本事業本部長は2017年9月からRPAの事業化を推進されてきており、WEB越しだと顔の圧が強すぎる、しゃべってないのに顔がうるさいなど、変えることができない事を指摘される組織開発プロの方です。
事業化されて4年間、5つの仮説を立て推進してきました。そこで得た知見を紹介します。RPA導入がうまくいっていない方の参考になれば幸いです。
その他、2:6:2の法則であったり、当日の質問に答えられなかった部分も丁寧に回答いただいているので、人材育成に悩んでいる方に大変参考になると思います。こちらぜひYouTubeをご覧ください。
まとめ
最後はオンライン集合写真
イベント当日のツイートまとめ
こちらのツイートまとめで、イベント参加者のリアルなコメントも併せてお楽しみください。
YouTube
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