日本最大のRPAユーザーコミュニティ「RPACommunity」の UiPath Talk支部で開催されたイベントのレポートをお届けします。
目次
はじめに
UiPathトーク vol.4 原点回帰 概要
完全なユーザー主体コミュニティ RPACommunityが主催する「UiPathトーク」支部。ここ最近ハンズオン企画が続いていましたが、今回は原点回帰してUiPathについてのLTを集めたイベントを、10月6日にオンラインで開催しました。
まずは、主催者はなっち!さんのお話でスタート。UiPath Japan MVP 2020に選出されたことの報告やどうやって学習を進めたのか、コミュニティと関わっていったのか等の経緯をお話しました。
主催者 はなっち!さん
ユーザーLT
登壇者の皆さま
・いろはまるさん/僕が今RPAで伝えたいことのすべて
・浅利さん/UiPath独り総選挙③
・さおさん/久しぶりにUiPath触って気になったアレの話
・えっちゃん/Connpassのイベントカレンダーから情報取得と目指せ! 手抜きワークフロー説明書
・たまいさん/UiPath Talkを一気に振り返り!
・はなっち!さん/変数の命名問題(UiPathイベントより)・Orchestratorってどんなもの?
発表内容
いろはまるさん
「RPAエンジニアに求められるもの」や「これをやっておけ!」といったポイントをご紹介いただきました。
1つは「UiPathで、できることを他ツールでも探してみる」。自分なりにホワイトペーパー化しておくことで、お客さんにそれぞれの良さや強みを整理された情報として紹介できるようになります。他にも「エンジニアとしての引き出しを増やす」「タスク管理をきっちりやる」「開発でつまづいたところを形に残す・情報発信する」等、RPAで最先端に活躍されている方ならではのポイントが盛り沢山でした。
浅利さん
浅利さんが個人で決めた「UiPath独り総選挙 Part3」です。今回は「社員 BEST 3」「ボールペン BEST 3」の2つが紹介されました。
一体どんな紹介がされたのか、気になる方は添付された資料も併せてご覧ください。
さおさん
今回はUiPathでロボットを作るときにも、必要になる「引数」について改めて考えてみました。
さおさんの考える「引数」とは、データが「入る」か「出る」か。”In”は同僚や部下に「やってほしい仕事」を渡すイメージ、”Out”は同僚や部下から何かしらの「結果」が返ってくるイメージをしてみてください。参加者が理解しやすいよう、実際にUiPathを使ったデモも披露。引数は理解がなかなか難しいですが、身近なものからイメージしてみると良いですね。
えっちゃん
UiPathをある程度理解している方を対象に「connpassイベントカレンダーから情報取得」の方法をご紹介。
こちらのLTでは、データスクレイピングの手順やセレクターの変数化のヒント等が得られる内容になっていました。中・上級者向けの作り込まれた内容になっています。「目指せ!手抜きワークフロー説明書」も色々なシーンで応用できるかと思いますので、資料の方も見て学んでみてください。
たまいさん
今までのRPACommunity UiPath トークイベントをまとめましたLT。
特に今年に入ってはオンラインでのハンズオン企画が多く、「UiPathのインストール方法」「画面構成」「変数・型を使った簡単なロボット作成」「データスクレイピング」「DataTable」など色々なカテゴリを学べるようになっています。UiPathを使う時に役立つショートカットや型を一部まとめた表にした紹介もありました。これらの内容は全てYouTube動画にアップされているので皆さんの学習に役立ててみてください。
はなっち!さん
最後にはなっち!さんからは、口頭で(Zoom不調のため)2つのお知らせ。
1つ目は変数に関して。「全角でやるべき?半角でやるべき?」という質問が多いですが、公式に「全角で変数を作ってください」という話が出ていました。なので、日本語で変数名をつけても大丈夫とのことです。
2つ目は今後UiPathトークについて。Orchestratorのハンズオンを企画しているので乞うご期待!とのことでした。
まとめ
オンライン集合写真
原点回帰となったUiPath Talk支部にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
今回のハンズオンは、RPACommunity イラレコ支部のくみっきーさんが1枚で簡潔にわかりやすいイラレコにしてくださいました!
イベント動画は、RPACommunityのYouTubeチャンネルで公開しております。併せてご覧ください。
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