こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz&コミュニティマネージャー Ayyです。
2020年2月26日(水)から2月28日(金)までの3日間 幕張メッセにて開催の「日本ものづくりワールド」から「第2回ものづくりAI/IoT展」のレポートです。
主催はリード エグジビション ジャパン株式会社
この「ものづくりAI/IoT展」は、IoTプラットフォームやAIソリューションなど製造業向けIoT・AIソリューションが一堂に出展する専門展です。製造業の情報システムや、製造、生産技術、工場管理、設計、開発、経営部門のユーザーが来場するイベントです。
今回のレポートでは、IoTプラットフォームやAIソリューションといった展示の中に、RPA・働き方改革というテーマの展示があるかという視点でのレポートになります。
目次
株式会社OSK
株式会社OSK
SMILE V
「IoT×RPA×BOM」と掲げていた株式会社OSKでは、SMILE Vを紹介。SMILE Vは、RPAツール・自動化ツールではなく、社内基幹系・情報系の統合ソリューションです。基幹システムとして構築したSMILE Vが様々なシステムとも連携を取り、業務の自動化も支援します。
「RPAツール」としてデスクトップ作業や業務作業の自動化を作り込むのではなく、社内システムとして構築したSMILE V自体に様々な作業の自動化を構築できる機能が備わっており、また開発ツールも同梱しており、それを活用することで、プログラミング知識のない業務担当者でも作業の自動化を構築することが可能との事。
会場の状況
今回の「日本ものづくりワールド」ですが、2020年2月時点で問題となっている「新型コロナウイルス」の影響もあり、出展企業のキャンセルや、ブースは存在してもパンフレットだけ設置し人は置かないという対応もあり、目的としていた「RPA」「働き方改革」に繋がる出展企業からは、上記、株式会社OSKのお話しかお聞きすることはできませんでした。
ですが、リード社からは「感染症対策を行った上で予定通りに開催する」「中国湖北省、浙江省から直接の出展はない」と発信されており、「手洗い消毒液の設置」「看板の設置」「マスク未持参者への配布」等の対応も行われています。また、会場の全入り口にサーモグラフィーを設置し、入場者の体温測定を実施。37.5度以上の場合は個別に対応といった措置もとられています。
こういった対策もあり、人をしっかり配置し、説明・接客に精を出されている企業ブースも多く存在します。ですので一概に「参加」「不参加」が良いと判断は難しく、ただ来場した場合は、普段開催時以上にじっくり時間をかけて製品説明を聞けるなど、別観点でのメリットもあるかと感じました。
※本来のRPA・働き方改革レポートの趣旨とは異なりますが、会場の様子を写真で共有いたします。
会場全景
上記写真の通り、パンフレットだけ設置しているブースや、何も設置していないブースも多々見受けられ、「新型コロナウイルス」の影響の大きさが伺い知れます。また、参加者自体も26日時点では非常に少なく、本来であれば参加者で賑わうメインゲート入り口付近も閑散とした状況でした。ただ、その分今回レポートした株式会社OSKからは、じっくりとお話を聞く事ができました。
所感
今回は、そもそもの情報収集目的が「新型コロナウイルス」の影響で達成できない点もあり非常に残念な結果となりました。
今後も開催される「ものづくりAI/IoT展」では、ストレートにRPA・働き方改革に直結するようなソリューションは少ないかと思いますが、IoT等のソリューションはオフィスでの実業務・自動化に活用できる一つの手段になり得ますので、次回も参加し、情報収集・提供させていただこうかと思います。
展示会名:第2回ものづくりAI/IoT展
会期 : 2020/2/26 [水] ~ 28 [金] 10:00 ~ 18:00 ( 最終日のみ17:00 )
会場 : 幕張メッセ 主催 : リード エグジビション ジャパン株式会社
株式会社コミュカルが運営するコミュニティ・イベントマガジンです。
色々なコミュニティの魅力やイベントのレポートを届けていきます。
コメント