IT・テクノロジーの活用で業務の自動化・業務改善・働き方改革を目指すユーザーが集まるコミュニティ RPACommunity
2022年3月11日に開催された「Power Automate Talk #20 PAD最新情報と実演【ロボ研が本気出す!】」のイベントレポートです。
登壇者は株式会社ASAHI Accounting Robot 研究所(以下:ロボ研)のT2さんとSHOさんでした。
はじめに
「メールの分類めんどくさいんだけど自動化できないかな…」「手書きで書かれた文字のテキスト化ができたらなぁ」
自動化のやり方を色々と考えていくと複雑なフローや高度なものが必要になって挫折しそうなことありませんか?
今回は AI と RPA を組み合わせることでより便利な自動化フローの作り方を教えていただきました!これを見ればあなたの作りたい自動化のヒントになるかも!?
Power Automate for desktop の1、2月の最新情報やおすすめのアップデート内容も要チェック!
Power Automate for desktop の1月、2月の最新情報
- 1月には「複数のマクロをサポートするための Excelインスタンス機能の再構築」「フローデザイナのパフォーマンスの向上」の2つがアップデートされた。
- 「【PDF から表を抽出する】アクションを追加」「サブフローをコピーして他のフローに貼り付ける機能を追加」など9つのアップデートが2月に行われた。
- 「コンソールでデスクトップフローを実行時の監視通知ウィンドウ」のアップデートでは、実行中のフロー名・処理中のアクション名などが表示される。
- 「カスタムフォームの表示(プレビュー)」アクションの追加では、複数の入力欄を自由に設置することが可能となった。
ロボ研イチオシのアップデートは「カスタムフォームの表示(プレビュー)」!
イベント参加者からは「コンソールでデスクトップフローを実行時の監視通知ウィンドウ」や「PDF から表を抽出する」が気になるとの声も!
早速使ってみよう!
メール業務を自動化してみる
- メールを受信し、Microsoft の AI を使ってメールのキーワードを認識、AI OCR を使って添付ファイルをテキスト化するという一連の流れを自動化した。
- AI を呼び出すのに Azure Cognitive Service の 「Language」を使用する。Microsoftアカウントの作成と機能の有効化が必要だが、無料で使用できる。
- 「SmartRead」は精度の高い AI であるため、今回のシナリオでは添付ファイルの手書きの文字を読み取り Excel にデータ化させている。
- 色々な AI を調べて、それと RPA を組み合わせる方法を考えてみると新たな視点で自動化できるものが発見できるかもしれない。
AI と組み合わせることでこんなこともできちゃうんだね!
一見複雑そうなフローに見えるけど、利用方法が Microsoft の公式ページに用意されていたりするみたいだから挑戦してみたいね!
後半ではクイズコーナーも開催されて参加者さんも盛り上がっていたよ!
まとめ
最後はオンライン集合写真です!
皆様、ご参加ありがとうございました!
Power Automate for desktop の1、2月の最新情報や AI を使ったメール業務の自動化方法を学ぶことができました!
ツイートまとめ
こちらのツイートまとめで、イベント参加者のリアルなコメントも併せてお楽しみください。
動画でも学べます
RPACommunity のYouTubeチャンネルではイベント動画も閲覧できます。イベント動画は随時更新していきますので、チャンネル登録 もよろしくお願いします。
イラレコ
こちらはイベントのイラレコです!
セプタラトーテです。
23卒/就活生/業界・職種悩み中/情報系学生/株式会社コミュカルさんで長期インターン中!
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