今回は、RPACommunityで開催した Power Automate Talk vol.13 のイベントレポートをお届けします。
目次
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はじめに
Power Automate Talk vol.13 概要
Power Automate Talk vol.13 は、2021年7月26日(月)にオンラインでZoom開催。今回は「Power Appsのキャンバスアプリ」を使って、Power Automate と連携させた社内アプリを作成しました。
今夜はPower Automate Talkです！
プログラミング言語でコードを書くことなくビジネスアプリを構築できるキャンバスアプリ
Power Automateと一緒に学びましょう✨
ぜひご参加ください！
⇩参加⇩https://t.co/yZPYJRDucn#RPALT #PowerAutomate pic.twitter.com/X24pCG8CKo— RPACommunity (@CommunityRpa) July 26, 2021
Power Apps について紹介
株式会社ソントレーゾ CTO 中村亮太（りなたむ）さん
普段のPower Automate Talk イベントでは、Power Automate について紹介しています。最近では、Windowsユーザーであれば誰でも無償で使用できるPower Automate Desktop がとても注目されています。
しかし、Power Automate Desktop はあくまでデスクトップ上の自動化までとなります。真のDXを目指すのであれば、Power Platform 全体を活用することで、最大のDXを推進しましょう。
そこで、Power Apps とPower Automate の連携により、一歩先の自動化を理解することが今回のイベントの目的です。
Power Apps には「キャンバスアプリ」「モデル駆動型アプリ」「Power Apps Portal」の3種類のアプリがあり、従来のコーディングなしで作成できます。
「キャンバスアプリ」は、キャンバスという名が付く通り、白紙のキャンバスに色んなオブジェクトを配置して作成するアプリケーションです。Power Point ライクなインタフェースで作成できます。
「モデル駆動型アプリ」は、データの構造に従い、フォーム・ビュー・グラフ・ダッシュボード・ワークフローを用いて作成するアプリです。
「Power Apps Portal」は、顧客向けの専用サイトなどといったポータルサイトを簡単に作成することができます。問合せページや注文ページを作成し、Power Automate と連動するといったことも可能です。
Power Apps のキャンバスアプリでビジネスアプリを作成
デモ１
Power Appsアプリから見積書へデータ入力するシステムを作成します。
「データから開始」を選択するとデータからアプリ作成できるので、データさえ用意しておけば簡単にアプリ作成ができます。
Excelをデータソースにします。今回、見積書の項目がテーブルとなります。
見積書のExcelファイル
「フォーム」より入力ボックスとボタンを設置します。ボタンにOnSelect プロパティで SubmitForm 関数を使用して、入力ボックスに入力された内容をデータソース（ここでは見積書）に保存します。
Power Apps 開発画面
Power Appsアプリを使うと必要な情報をアプリに入力して送信するだけで、Excelファイルをわざわざ開かずとも見積書を作成することができました。
デモ２
次は、問合せ登録用のレガシーシステムへのデータ登録をアプリから実行する処理を作ります。
社内でしか使うことができないレガシーシステムでも、Power Appsだとクラウド上で使えるようになり外出先からも入力が可能です。
Power Apps で入力フォームアプリ、Power Automate で社内システムへ登録する処理を作ります。Power Appsトリガーで実行する処理を選択します。
Power Apps キャンバスアプリ
右に表示されているレガシーシステムにPower Apps から自動入力
この方法を使うことで、既存の社内システムを変更することなく、クラウド上でデータ登録できる仕組みを作ることができます。
デモの詳細についてはYouTube動画（RPACommunityチャンネル）にてご確認ください。
まとめ
最後はオンライン集合写真
RPACommunity Power Automate Talk vol.13 集合写真
ご参加いただいた皆さんありがとうございました！
イラレコ
こちらは?イラレコ支部 たまいさんのイラレコです。
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