こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz & コミュニティマネージャー Ayyです。
今回は私たちが運営しているRPACommunityで開催したイベント、ハンズオン支部 vol.3の様子をお届けします。
目次
はじめに
RPALTハンズオン支部 vol.3 概要
RPALTハンズオン支部 vol.3は、2020年3月13日(金)にオンラインで開催(新型コロナウイルス対策としてのオンライン開催です)、技術提供はNTTアドバンステクノロジ(WinActor)、株式会社ウフル(enebular)、アイエンターでした。
ハンズオンで使用するRPAツール「WinActor」は開発元であるNTTアドバンステクノロジさんから正式許可を頂いた上で、実施しています。RPACommunityの皆さんの学びの活用になればと、快諾していただきました。NTTアドバンステクノロジさん、ありがとうございます!
また、イベント申込時にとったアンケートも公開しました。この回での参加者は、WinActorについてこれから導入を考えている人も多くいらっしゃるのか、RPAの経験が浅い方が多いという結果でした。
ハンズオンは、経験浅めの方の参加が多め。支部により特徴があるんですねー
#RPALT— julia (@julia_hn) March 13, 2020
スポンサートーク
技術提供スポンサーのウフル(enebular) 山崎さんから、「つなげる、つながる、enebular」としてお話いただきました!
enebularは、IoT製品・サービスづくりを包括的に支援する、開発・運用サービスです。エッジとクラウドにまたがるIoTアプリケーションを開発し、様々なデバイスへ迅速にデプロイ、さらに膨大な量のデータを可視化やAIにより利活用することで、IoTアプリケーションの最適な運用を支援します!
例えばこのようなことが出来ます。
「Discover Assets」で公開されているアセットをインポートして、自分のプロジェクトで利用することができます。複数のデバイスにリモートからデプロイも可能です。データビジュアライゼーション機能もあり、データの可視化もしてくれます。
「もっと知りたい!」という方はenebularユーザーコミュニティ活動もチェックしてみてください。
ハンズオン主催トーク
ハンズオン支部主催 がおまるさんからは、ハンズオン支部への熱い想いを説明。
「何でも連携したがる変なおじさん」な、がおまるさんだからこそ、伝えることのできるIT技術を活用する面白さを多くの方に知ってほしい!とハンズオン支部を立ち上げました。ちょっと難しいな。と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、何事もやってみることが大切です。資料や動画等のコンテンツも充実させ、分からないところは、必ずサポートがあります。この機会に一緒にトライしてみましょう!
イベントの様子
今回のハンズオンは、enebularを用いて、RPAツール 「WinActor」と連携します。また、WinActorについては試用版(1か月ライセンス)を参加者のPCにインストールして使用します。(前述、NTTアドバンステクノロジさん正式許可)
今回作るのは、enebularで預貯金データベースを作成。WinActorを起動、WinActorノート機能を使って預貯金額を計算。最後に、預貯金データをポップアップ表示するというもの。
アーキテクチャは下記になります。
イベント中の参加者の様子をTwitterからの実況でお伝えしたいのですが、今回はオンライン開催ということで、がおまるさんの「テンポよく進めていくハンズオン」についていくのに必死なのか、ハンズオン中はツイートも少なく、皆さんの様子が分からず・・・。
ツイッターが止まった。 #RPALT
— ようかん / Yosuke Inoue (@inoue2002) March 13, 2020
ハンズオンやりたい方、ツイートしない方がいいですw 置いて行かれちゃうよ。
— Tsutomu Asari (@asari_rpa) March 13, 2020
オンラインハンズオンですので、確かにTwitter投稿はせず、もくもくと手を動かすのが良いですね。また、ハンズオンに追いつけなかった方は、資料や動画も用意してありますので、おさらいなどに活用してみてください。
参加者ライトニングトーク
登壇者の皆様
発表タイトル
・山本 洋輔 さん/保守性の高いシナリオを作成するために(自論編)
・はなっち! さん/UiPatherからみたWinActorの不思議
・みさみさ さん/非エンジニアフレンドリーなWinActor
・らむだ さん/これで解決ライブラリ選び
発表スライド
今回は使用したRPAツールに合わせ、テーマを「WinActorの技術ネタ」に縛ったLTを行いました
山本 洋輔さんからは、保守性の高いシナリオを作成するために工夫したことLT。日付変更のテクニック、分岐処理をまとめるなどの技を紹介いただきました。日々注意していることは、一度作成したシナリオも「本当にその方法が1番なのか?」疑問を持つようにしているとのことでした。
はなっち!さんからは、UiPath使いからみたWinActorの不思議。WinActor ver7.0 変更点の情報を見て、ビックリしたこと、ホッコリしたことを共有。また、UiPath MVPならではのUiPathと比較してのWinActorに対してのご意見も。面白い視点からのLTでした!
みさみささんからは、「非エンジニアフレンドリーなWinActor」LT。今回は「Mitzの遠征費の明細書作成」を例に、「手作業」と「自動化」した場合のそれぞれの業務フローを比較。最後には、WinActorおすすめポイントも紹介いただきました。
らむださんからは、ライブラリ選びのお悩み解決LT。例えば、Excelを開くという作業にも同じようなライブラリが沢山あり、どんな時にどれを使えばいいのか迷ってしまうことも。そんな時にオススメなライブラリを紹介いただきました。
まとめ
最後はみんなで集合写真
RPACommunityハンズオン vol.3、皆さんご参加ありがとうございました!オンラインでのハンズオンは初めての取り組みということで、タイムリーに質問が出来ない等の不便さを感じた方もいらっしゃったかもしれませんが、皆さんの意見を反映し、今後も更に楽しく学びとなるイベントを提供していきたいと思います。
そして、本来のあるべき姿である「オフラインでのハンズオン」が開催できる日が早く来る事を、運営メンバー一同願っています。
まずは、小さなことでも一人ひとりが協力して現在の事態が収束することを祈りましょう。元気な姿で皆さんとお会いできる日が一日でも早く来ますように。
ハンズオン内容についてはYouTube動画も公開もしています。つまずいた点はこちらの動画を見るのもオススメです。
今回のイベントは欠席でしたが、ツイートを見て(?)イラレコを描いてくれたイラレコ支部メンバーも!ありがとうございます!!
欠席なのになんとなく参加している気分(^.^) pic.twitter.com/QwxpjUddVm
— ひぐっちゃん@RPA (@asagaogold) March 13, 2020
Ayy :「オンラインでハンズオン」という斬新な取り組み!リアルタイムの良さの一つとして、私みたいに「自分一人でやるには中々腰が重いけど、みんなで一緒にやるならやれる」という人のやる気と行動につながるという良さがあると思った。「誰かと同じ時間に同じことに取り組んでいる」という一体感が、おうち時間を要されている今ならではだと思ったなぁ。
Mitz:本来ならハンズオンはオフラインでしっかりメンターも付けて開催するのが基本だけど、今回はコロナウイルス対策として初めてオンラインハンズオン。これは本当にチャレンジ企画だったね。参加者同士が交流よりも手を動かして作業する事に注力するのがハンズオンの姿。なので通常ならオンライン開催だと「孤独感」が強くなるはずだけそ、RPACommunityでは参加者同士の繋がりを何よりも大事にしてきた効果なのか、合間合間のオンライン会話やLT時のツイート、そして最後の集合写真でも和気あいあいな雰囲気で進められたのが印象的だった。コロナに負けず、オンラインでもこういった場を推進していくことの価値と重要性を感じることができて、今後のイベントにも繋がる素晴らしい結果だった。今後も期待してください!
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