こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz&コミュニティマネージャー Ayyです。
5月29日(水)から5月31日(金)まで開催「第6回 働き方改革EXPO」の参加レポートです。
第6回 働き方改革EXPO
目次
目次
1. 富士通株式会社「Axelute」
富士通「Axelute」外観
富士通さん独自のRPAツール「Axelute」
「Axelute」は操作を記録して、画面上の操作のみのノープログラミングでロボットを作成するツール。また、記録した操作をそのまま「手順書」とする手順書の自動生成も可能。
記録方式も「画像認識」だけでなく、「オブジェクト解析」やWebサイトやWebアプリが対象のHTMLなどの「構文解析」、画面の「座標軸の認識」など4つの記録方式があり、自動化できる範囲が広いことも特徴。
また、純富士通製品なので日本語による安心サポートが充実しているのも嬉しいですね。
富士通「Axelute」画面
2. 株式会社FCEプロセス&テクノロジー「Robo-Pat」
FCEプロセス&テクノロジー「Robo-Pat」外観
ゴルゴ13のパネルがひときわ目を引くRPA「Robo-Pat」ブース。
画像認識なので、エンジニアではない実務者が「ロボに業務を引き継ぐ」操作感で簡単に作成することができるとのこと。また、マウスとキーボードで操作することはすべて代わりに操作できるため、実務で使用しているシステム、アプリケーションを問わず、ブラウザやメーラー、自社開発システムまでも自動化することが可能とのこと。
無料トライアルも豊富で、最大PC3台分を1か月使用可能。「操作勉強会」「メールサポート」「ヘルプサイト」までも無料トライアルに含まれているので導入検討しやすいのは有難いです。
FCEプロセス&テクノロジー「Robo-Pat」画面
3. 株式会社ハイマックス「RPA on DaaS」
ハイマックス 外観
カフェのようなオシャレブースの「ハイマックス」さん。「コーヒーを飲みながら、ペットに癒されながらテレワークできるように」というテーマ。
こちらでは、RPA on DaaS(Desktop as a Service)といってクラウド上に仮想デスクトップを構築し、テレワークで利用可能とするためDaaS上でRPAを提供しています。
その他にも、複数のシステムを連携させデータやプロセスを統合させる技術 EAI(Enterprise application integration)、またOCR連携など幅広く取り組まれています。
ハイマックス 画面
4. ワウテック株式会社「WowTalk」
ワウテック「WowTalk」外観
新しい働き方を実現するビジネスチャット「WowTalk」。利用企業は5,000社を突破。
一見簡素なUIですが、そこが「WowTalk」のウリ。ITリテラシーの有無を問わず誰でも気軽に使いやすいのが好評とのこと。実際に建設会社さんでも導入されており、ITに無縁な年配の従業員でも使用しています。作業現場で報告すべき内容が見つかった際には、全員のトークグループに書き込むだけで良いので「誰に報告するべきか…」と悩むこともなくなったそうです。
機能は6つ、いつでもどこでも使える「チャット」、専用の「掲示板」、国内外問わず使用できる「無料通話」、個人のToDo管理もできる「タスク管理」、階層型リストで一括管理できる「メンバーリスト」、ユーザー単位で使える機能をカスタマイズできる「管理機能」。これらの充実した機能がWowTalkが選ばれている理由とのこと。
ワウテック「WowTalk」画面
5. 株式会社L is B「direct」
L is B「direct」外観
現場のチカラを最大化するビジネスチャットの「direct」
既読/未読メンバーがわかる機能やボタンをタップするだけのスタンプで簡単にタスク管理、今ココスタンプを使えば現在地情報を共有することも可能。また、マルチデバイス対応で、さまざまな業種の「現場」と「社内」をつなぐことにも一役買っているとのこと。
報告書作成機能があることも大きな特徴。チャットボットと会話するだけで自動で報告書を作成してくれるため(EXCELで自動作成)、報告書作成用のアプリケーションを立ち上げる必要もありません。報告書作成という業務プロセスの自動化、これもRPAと言って過言ではないですね。
L is B「direct」画面
所感
今回「働き方改革EXPO」ということでRPAツールを主に取材に行きましたが、RPAベンダーやRPA関連の展示は思った以上に少数でした。ですが、まだ私達が取り上げたことのない素晴らしいツールやサービスを提供している企業さんにも出会え、充実したイベントでした。
「働き方改革」という広いテーマだと、企業さんごとに本当に様々で幅の広い特徴が現れます。この様に幅が広く多様な選択肢が出てくるため、利用者側からするとRPAツールの選定段階で止まってしまうのもムリはないとあらためて感じました。その際の道しるべやヒントになるよう、コミュニティでの情報発信も更に工夫し、続けていきたいです。
また、今回じっくり見ることはできませんでしたが、RPAやチャットボットなどのITシステム活用のブース以外にもオフィスや環境づくりに関する展示も多く、「働く環境」そのものが重視されつつあることがよく分かりました。わたしたちも、オフラインコミュニティを大切にする立場として、今後はオフィス環境関連にも注目したいところです。
以上、第6回 働き方改革EXPO レポートでした。
※本展は業界関係者のための商談展です。一般の方のご入場はできません。
展示会名:第6回 働き方改革EXPO
会期:2019年5月29日(水)~31日(金) 10時~18時
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
株式会社コミュカルが運営するコミュニティ・イベントマガジンです。
色々なコミュニティの魅力やイベントのレポートを届けていきます。
コメント