こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz&コミュニティマネージャー Ayyです。
5月8日(水)から5月10日(金)まで開催「第28回 Japan IT Week 春 後期」の参加レポートです。
Japan IT Week 春 2019 後期
レポート第二弾はRPA導入・運用の際に必要とされる「業務解析やプロセスマイニング」に関連したブースをご紹介。
目次
1. 株式会社SHIFT/ROBOPIT!
株式会社SHIFT 外観/火山
マグマではなく「バグマ」という大きな火山が一際目立つSHIFTさんブース。
こちらのRPAサービスは、独自のRPA検定を用意しており、その検定でスクリーニングされたRPAに特化したIT人材が高品質なサービスを提供してくれる等、品質保証視点でのRPAサービスが特徴です。
また、注目したいのはRPA診断サービス「ROBOPIT!」。こちらを使えば、作成したロボットに対して5つの観点「開発プロセス」「パフォーマンス」「事故リスク」「業務運用リスク」「保守メンテナンスリスク」で点数付け・可視化し、解決の方向性を提案してくれます。ちなみに「ROBOPIT!」の「!」でお気付きの方もいるかもしれませんが「BizRobo!」のRPAテクノロジーズ社との共同開発とのこと。
株式会社SHIFT ROBOPIT!
2. 株式会社テンダ/D-Analyzer
株式会社テンダ 外観
業務自動分析・導入のRPAソリューションプラットフォーム「D-Analyzer」
操作ログをとり業務を可視化するだけでなく、RPA導入後のRPA効果測定まで行ってくれるため、RPA導入前後の課題解決が可能とのこと。業務可視化においても、各々の業務間の遷移率が線の太さで判断できる等フローチャート形式の見やすい画面になっているのも特徴。
また、現状D-Analyzer画面上では各業務内の詳細な作業についての情報は表示されていませんが、それらの詳細情報自体はすでに収集している仕組みとなっており、今後は業務内の詳細な作業情報についても可視化可能とのこと。
株式会社テンダ 展示
3. ハートコア株式会社/myInvenio
ハートコア株式会社 外観
業務プロセスの継続的改善を可能にするプロセスマイニングツール「myInvenio」
業務用PCの操作履歴イベントログからリアルタイムに業務担当者毎の各々の業務プロセスを把握し、可視化することで課題の発見が可能となります。このツールを使うことで、コストと時間をかけて人が分析していたところを、実際の業務から抽出したリアルなログからの正確な情報として正しく、効率よく分析することが可能とのこと。業務を通じた「人物相関図」の作成も可能という点はとても斬新に感じました。
補足ですが、PC操作履歴のログ取得については同じくハートコアさんのツール「CICERO」が収集するため、元々ログ出力を行っていない業務システムでもログ収集・分析は可能です。
ハートコア株式会社 展示
4. 日本システム開発株式会社/flowM
日本システム開発株式会社 外観
お客さんの声から生まれ、お客さんの業務に寄り添った業務整理・可視化ツールの「flowM」
普段通りに業務を実施するだけで、業務整理に必要な情報をすべて自動で記録してくれ、ユーザーが使いやすい情報として提供してくれます。記録対象としては、操作対象アプリケーションの識別や各操作の時間、操作時のスクリーンショット等があります。動作も軽く、サクサク動くのため業務に支障がないというのも特徴。
また、いま一か月間無料トライアルも実施中とのこと。
日本システム開発株式会社 展示
所感
第二弾はRPA導入には欠かせない業務分析やRPA導入分析に関連したブースをピックアップしてみました。RPA導入自体はスモールスタートが可能なRPAツールも数多く出てきましたが、導入効果を高め最終的な高品質・高い成果に結びつけるには現状業務分析は欠かせません。プロセスマイニング等、いま話題になっているキーワードについてもRPAに携わる方であれば要チェックですね。
以上、第28回 Japan IT Week 春 後期 レポート第二弾でした。
※本展は業界関係者のための商談展です。一般の方のご入場はできません。
展示会名:第28回 Japan IT Week 春【後期】
会期:2019年5月8日(水)~10日(金) 10時~18時
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
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