IT・テクノロジーの活用で業務の自動化・業務改善・働き方改革を目指すユーザーが集まるコミュニティ RPACommunity
2022年6月7日に開催された「Power Automate for desktop 最新情報&ライブデモを堪能!」のイベントレポートです。
登壇者は Microsoft MVP きぬあささんと日本マイクロソフト株式会社の藤原 弘道さんでした。
はじめに
「今回のアップデートで、どんなのが追加されたんだろう」「同じようなフォルダから1つを選択するフローって、どうやって識別すればいいの?」
今回は こんなお悩みを持つ方、必見のイベントでした!
Power Automate for desktop(以降「PAD」と省略) の6月の最新情報や PAD をより使いこなすために必要なセレクターについて基礎から教えていただきました!
Microsoft Build 含む PAD 最新情報をお届け!
- Public preview 中の「Hosted RPA bots」は、ロボットプロセス自動化のための SaaS を使用して、非アテンド型RPAボットを数分で自動スケーリングできる機能である。
- ユーザーに入力を求めるカスタムフォームデザイナーを PAD に組み込み利用する「カスタムフォーム」が一般利用開始となった。
- 業務プロセスの可視化、分析・特定、自動化の提案をする「Process Advisor」や「タスクマイニング推奨活動名の生成」などが追加された。
- PAD 以外の Build 2022 のアップデート内容としてデザインファイルや画像からローコードアプリを作成する「Express Design」やモダンで安全なレスポンス Webサイトを迅速に作成する「Power Pages」などが紹介された。
PAD の新機能は自動化されていたり便利になるものが多くて気になる!
Microsoft Power Platform 関連のアップデートも画像からアプリを作ったり Webサイトをすぐに作れちゃうのもあって使ってみたい!
知っているとちょっと便利なセレクターの基礎知識
- UI要素とはボタンやテキストボックスなどのアプリケーションの部品であり、セレクターは要素を指定するための条件式である。
- 「Accessibility Insights」や「Inspect」というツールを使うことで UI要素の構造を確認することができる。「Name,AutomationId,ClassName,ProcessId,ContorolType」あたりを表示する属性に設定するのがおすすめ。
- 連番になっている要素やユーザー名、日付が含まれるタイトルのウィンドウなど、セレクター内で変数を使用することでより柔軟に要素を指定できる。
- セレクター周りのアップデート内容として「UI要素でキャプチャ時に1つの UI要素に対して2つのセレクターが生成される」「UI要素の編集をよりユーザーフレンドリーにする」といったものが予定されている。
PAD を利用するうえでセレクターを理解しているとこんなに色々できちゃうんだね!
きぬあささんがデモ付きで基礎部分から説明してくれたよ!
セレクター周りのアップデート内容も気になっちゃう!
まとめ
Power Automate for desktop の 最新情報やセレクターの使い方について学ぶことができました!
ツイートまとめ
こちらのツイートまとめで、イベント参加者のリアルなコメントも併せてお楽しみください。
動画でも学べます
RPACommunity のYouTubeチャンネルではイベント動画も閲覧できます。イベント動画は随時更新していきますので、チャンネル登録 もよろしくお願いします。
イラレコ
こちらはイベントのイラレコです!
セプタラトーテです。
23卒/就活生/業界・職種悩み中/情報系学生/株式会社コミュカルさんで長期インターン中!
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