オンラインイベント・オンライン配信の技や情報を共有し合うコミュニティ Online Event Study Meetup。
2022年2月28日に開催された「オンラインイベント・オンライン配信を学ぶ!Online Event Study Meetup#1」のイベントレポートです。
コミュニティに携わる5名が「コミュニティ運営」をテーマにLT(ライトニングトーク)登壇しました。
目次
目次
はじめに
ロボ太
今は誰でも手軽に配信ができる時代。だからこそ、一歩レベルアップした配信づくりに経験者たちがどんな工夫をしているのかを学ぼうというイベントでした!
大規模オンラインカンファレンスから社内のオンライン研修まで、色んな配信の形が紹介されました!
LT1:オンラインイベント用スタジオで大事にしていること
- 一番大切にしているのは「音」。参加者アンケートでも音声トラブルに対する不満の声が目立っている。
- オススメのマイクは「SHURE」の「SM58」。喋りながら動く登壇者には、ヘッドセットやラべリアなどのマイクも使い分けている。
- 極論、全チャンネル録音して編集したものを出すのが一番良い。インタラクティブなやり取りを目的としていないセミナーなどは、ライブでなく録画・編集したもので十分なこともある。
LT2:イベント企画・運営者からみたオンラインイベントの変遷
- 配信機材やプラットフォームのコモディティー化や配信に関するリソース・ドキュメント・失敗談が豊富になったことで、オンラインイベント開催のハードルが低くなった。
- 主催も大都市中心である必要はなくどこでも開催でき、先行投資額は小さい。参加側のリテラシーも上がったので、例えば「Zoom開催」と打ち出しても気軽に参加可能となった。
- 配信コンテンツも多様化している。総会、理事会、研修はもちろんのこと、交流を目的としたパーティーや懇親会もオンラインで開催されている。
LT3:配信直前までに確認しておくこと
- 配信時、必ずバックアップをとっており、回線はPCごとに使用している。台本も用意し、準備段階で念入りに用意をしている。
- 配信時のインターネット回線は「有線」を推奨している。Wi-Fiに比べて、スピード感や安定性を担保できる。
- 持ち込み機材の接続確認は本番直前まで注意。本番だけ別の端末を使ってしまうとPCとコネクタとの相性が悪く、画面を表示できない等のトラブルが発生しがちなので直前の確認が必要。
LT4:低コストにオンラインイベントを始める方法
- コミュニティイベント配信を実施するなかで、最低限のクオリティを保ちつつ、お手軽なのは「StreamYard」だという結論にいたった。
- ブラウザから配信ができるライブ配信のためのウェブサービスで、個別で音声ファイルをダウンロードできたり、フルHDなのでZoomよりも画質が良い。
- OBSの方が出来ることは多いが、その分複雑なため「開催ハードルを下げたい」というイベントのニーズに合わせて「StreamYard」を選択している。
LT5:社内内製配信をはじめよう
- ソフトバンクでの研修配信は2015年から開始されており、研修にかかる交通費や会場手配コストなどの費用が大幅削減できている。
- 生放送であることの良さを出すため、なるべく話し手を映すようにしている。トレーナーとの距離感が近くなったり、トレーナーのモチベーション維持にもつながる。
- できるだけ参加者の言葉に反応できるよう、話し手が手元でコメントを見られる環境を用意している。
まとめ
ロボ美
最後はオンライン集合写真です!
皆様、ご参加ありがとうございました!
オンラインイベントの配信方法や準備に必要なもの、オススメ機材まで紹介され、盛りだくさんのイベントでした!
ツイートまとめ
こちらのツイートまとめで、イベント参加者のリアルなコメントも併せてお楽しみください。
動画でも学べます
Online Event Study Meetup のYouTubeチャンネルではイベント動画も閲覧できます。イベント動画は随時更新していきますので、チャンネル登録 もよろしくお願いします。
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