RPACommunity で開催した「RPALT vol.27 ~IT・自動化ネタのライトニングトーク大会~」のイベントレポートです。
はじめに
RPALT vol.27 概要
RPACommunityのライトニングトーク大会。vol.27は2020年12月28日(月)にオンラインで開催。
今回は、普段から業務自動化に励んでいる8人の登壇者にIT・自動化ネタのLT(※)を披露していただきました。更にスペシャルゲストとして平日 ロボットエンジニア、休日 雅楽芸人のカニササレアヤコさんをお呼びした、2020年を最後のRPALTイベントでした。
(※)LT(ライトニングトーク)とは、5分で行われる短いプレゼンテーションのことです。
<年末RPA✨>
今夜はZoom + YouTubeライブ配信の構成!既に100名以上の申し込みが!登壇者はレジェンド、久々の登壇、いつものオジサン、フレッシュなメンバーと見応えあり!トリで登場する芸人さんを勢いで圧倒できるか?!👀#RPA #RPALT
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— Tsutomu Asari (@asari_rpa) December 28, 2020
ゲストトーク
ロボットエンジニア/雅楽芸人 カニササレアヤコ (@Catfish_nama) / Twitterさん
カニササレアヤコさんより、物理的な「ロボット」を紹介いただきました。
ロボットには、タブレットがついているものとついていないものの2種類があります。
おススメは「タブレットがついている」ロボットです。
タブレットがあれば、「メニューは何にしますか?」という選択のボタンを表示したり、お店の案内図を表示することができるためスムーズな接客が可能になります。タブレットがついていないロボットでも、大抵の場合は隣にタブレットを置いていることが多いです。
人寄せや話題性という意味でも、ロボットの存在は大きいです。
また、カニササレアヤコさんの会社で取り扱っている受付ロボット「Kebbi Air」の詳細も紹介されました。
軽快なお喋りで来訪者の相手をし、検温システムも導入しているので、非対面・非接触で検温もできてコロナ対策にも最適なロボットです。
更に、「趣味を自動化」している話も。MuseScoreで笙用の楽譜に書き換える笙プラグインを作ったり、「カニササレアヤコ 面白い」で検索してくれる「エゴサで褒め褒めPepper」を作って楽しんでいます。最後にはネタも披露していただきましたので、そちらはYouTubeの方をご覧ください。
LT
登壇者
発表内容
Power BIでconnpassのイベント一覧を作成 すぷもにさん
今回、Power BIを取り上げたのは、RPAと同様、業務改革に非常に役立つツールだからです。Power BIでは多様なデータソースが使え、データの整形・加工の工程を自動化できます。また、インタラクティブな操作ができるのでDX力もアップできると感じています。
ただ、高度に使いこなすにはPower QueryやDAXなどが必要で、少しハードルを感じるかもしれません。まずはできることから始めてみてください。
すぷもにさん作 RPACommunityのイベント一覧はこちら
RPAづくしだったこの一年を振り返ってみる さおさん
2020年は、消化不良だった人も多かったのではないでしょうか。さおさんも、興味ある分野に色々と手を出してしまって消化不良となったり、不慣れなBizRobo!の案件で上手くいかず落ち込むこともありました。しかし、BizRobo!の実務で経験値を上げたり、BPM(ビジネスプロセス管理)の学習ができたりと、新しいことへの挑戦と成果もありました。2021年は、更なるRPAツールのスキル向上や統計ツールの研究等にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。そして、オフラインイベントの再開も心待ちにしています。
元SEの営業側から見たRPAの価値と提案方法 ぴかちゅうさん
今までSEだったぴかちゅうさんは、新しく営業職に携わり、これからの時代、SEにもこの考えや観点が必要だと思い、今回のLT登壇を決めました。人の購買欲求の流れは大きく分けて4つあり、それぞれのフェーズでアプローチ方法を変える必要があります。例えば、「誰に欲求を持ってもらうと次の動きまでが早いのか、キーマンを見つけておく必要がある等です。SEであろうと、営業であろうと顧客が何を求めているのか考慮する必要はあるというお話でした。
開催履歴からふりかえるRPACommunityの一年 フクイさん
フクイさんは、RPACommunityの一年を振り返ってくれました。
今年のイベント開催数は、なんと「75回」!中でも、沢山開催した支部ランキングは?3位が女子部、1位は同率でUiPath支部とPower Automate支部でした。他にも、オンライン下でも地方での活動はあり、オンライン・オフライン同時開催した広島支部や各地区で4回開催した北海道の支部が挙げられました。2020年もありがとうございました!
業務部門のRPA推進は環境次第! na?さん
「RPA推進は職場環境次第」というna?さんのLT。RPA推進力となるのは「対象業務」「開発者+ツール」「職場環境」の3つです。しかし、時として管理職や現場からRPAが正しく理解されないこともあります。例えば、ロボの動作チェックをしているだけなのにサボってると思われてしまう等、誤解を受けることもあります。そういった時には、開発者の意欲を削がないように他のRPAチームメンバーがフォローしたりと、RPA推進には開発者を孤立させない職場環境が大切です。
「おうちRPA」か「過去記事を本人が語る」 いわさき りょうすけさん
アウトプットしないのは「知的な便秘」であると、今回、「アウトプット」についてのLTでした。
いわさきさん自身、「ミルクボーイがRPAを説明したら」というキャッチーな記事を代表に様々な記事を書いたりと、アウトプットを実践しています。アウトプットは、新しいインプットのための準備として、頭の中の整理整頓のチャンスであると同時に、新しい知見を得るきっかけにもなります。
細かすぎてベンダーも知らなかったRPAのプチ便利機能とあるある@AA IQぼっちさん
「つぶやきをExcel上で書きためて、TweetDeckで一気に予約投稿するBot」を作ったときに、出てきたA2019で陥りがちなあるあるを紹介。「Excelから列名で値を取得できることを最近知った」や「四則演算のやりかた、実は文字列変換の中でも計算できる」等、今まで使ってなかったけど、知っておくと便利で今日から使えるTipsが沢山紹介されました。
ハードRPAのビジュアルプログラミング環境作ってみました 発明家さん
今までRPAアプリ「NexBot」とハードRPAを紹介してきた小栗さん。
ハードRPAとは、PCにUSBでつないでキーボードとマウスをコントロールできるというもの。テキスト入力やアプリ操作、コマンドプロンプトを直接使うことが、インストール不要で可能になります。そのため、デスクトップをキャプチャーしてメールで送るということができます。今回はC言語でしか開発できなかったところを改良して、ビジュアルプログラミングで感覚的に使えるようにした内容を紹介いただきました。
まとめ
最後はみんなで集合写真
RPACommunity vol.27 集合写真
RPALT本体 vol.27にご参加いただいた皆さま、ご参加ありがとうございました。
イラレコ支部のヤマダマナミさんとひぐっちゃんがオンラインで描いてくれた「オンラインイラレコ」をご紹介します。
2020年の集大成として、イラレコメンバーからの川柳もありました。
イベント時の参加者のコメントが見れるツイートまとめも注目です。
イベントの様子はYouTubeにもアップしています。是非、コメントやチャンネル登録もよろしくお願いします!
ライター Ayy 編集 Mitz
株式会社コミュカルが運営するコミュニティ・イベントマガジンです。
色々なコミュニティの魅力やイベントのレポートを届けていきます。
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