こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz & コミュニティマネージャー Ayyです。
今回は、私たちが運営しているRPACommunity で開催した RPALT本体 vol.20 ~全国のRPA事情の共有!~の様子をお届けします。
イラレコ支部 ひぐっちゃんのイラスト
はじめに
RPALT vol.20 概要
RPACommunityが全国展開となり今や「本体」という位置付けとなった東京開催のRPACommunity
そのvol.20は2020年4月24日(金)にオンラインで開催しました。
今回は、20回記念ということもあり「全国からRPA事情を発信!全国の熱い想いを知ろう!」スペシャル。通常開催とは少し雰囲気を変え「全国のRPA事情」「全国の熱い声」をRPACommunityの主催メンバー達から全国メンバーに向けて発信しました。
参加者から回答いただいた事前アンケート結果も共有。参加者の「RPAに従事した経験年数」は、最多が1年~2年で40%、次いで未経験が26.49%の順でした。アンケート結果の分析・ビジュアライズにはPower BIを使っています。上記リンク先で直接レポート確認ができますので是非ご覧ください。
参加者ライトニングトーク
登壇者
・【UiPath支部】 はなっち!さん/~全国のRPA事情の共有!~@UiPathトーク
・【広島代表】 夕子さん/RPACommunity広島支部が目指すもの!
・【大阪代表】 Moriseaさん・かわっちさん/RPACommunity大阪があるとき?♪
・【京都代表】 RPA京女さん/古都京都のべつの顔
・【横浜代表】 浅利さん/RPALT横浜でやった事&想い
・【東京代表】 さおりさん/東京でRPA
・【東北代表】 一戸さん/仙台・青森支部~地域課題と向き合うRPA~
・【北海道代表】 らむださん/その先の、道へ。北海道
発表内容
はなっち!さんからUiPathトーク支部について。RPACommunityの常連だったところ、UiPath Japan MVP 2019に認定されたこともあり、「UiPathの技術」に特化した支部を立ち上げました。LTも一般的には持ち時間5分ですが、15分に設定し技術についてしっかりとお話する支部です。はなっち!自身のコツとして、何を誰に伝えたいのか、誰と共に伝えたいのかをはっきりさせ、参加者のためになるコミュニティを常に考えているという想いに溢れたLTでした。
夕子さんからは、広島支部について。回を重ねる度に、運営メンバーや参加者にも進化があったとのこと。自ら進んでコミュニティに協力してくれる方や、非エンジニアの参加者から学んでみたいという意思表示がみられるようになりました。RPAをはじめとしたITの知見を得る機会をつくる、人と人との出会いづくりの場、情報交換できる場、仲間をつくるようなコミュニティを目指してきましたが、先日のオンライン開催を機に、今後は地域の良さを発信していくことも実現していきたいとの意気込みで締めくくられたLTでした。
大阪からはMoriseaさん・かわっちさんが、なにやらいつもと違う雰囲気(女装姿)にてご登壇。関西で最もおもろく、かつ働き方改革に貢献するコミュニティを目指す大阪支部主催のMoriseaさん。情報を得て発信するだけでなく、参加者同士が情報交換し合い、困ったときは教え合えるような場づくりに励んでいます。
また、本当に飲みながら話せるスピンオフ回「大阪呑み部」主催のかわっちさんからは、公には公開できないという呑み部で披露されている「闇LT」の一部を紹介され、他支部とはひと味違った雰囲気の呑み部に参加者も興味津々の様子でした。
後半は京都の京都支部運営メンバーげんたさんのSAXによるオンライン演奏にてスタート。
RPA京女さん、「古都京都のべつの顔」というタイトルで京都支部についてのLT。「2017年7月に全国公共機関初、京都府庁がRPA導入効果検証業務を調達」という自治体で初めてRPAを導入したニュースがありましたが、6社が応札して激戦になったそうです。ポータルサイトの統計書公表データをRPAで自動アップデート、補助金の実績報告39項目確認をRPAで自動化など、RPAでの大幅削減に成功したという先導きった成果を京都で挙げました。世界一の観光都市の裏側に「新しいものを率先して取り入れる京都人の存在」ありと、「RPAもゴリゴリいくでぇ」という意気込みで締めくくられました。
横浜支部主催の浅利さんから、「取り組んだこと」「想い」について。
参加者向けに会場での諸注意を流す「会場ループスライド」を流したり、LTの合間のトークのネタとする登壇者への事前アンケート等を実施。また、アンケートに全て回答したり、イベント時の写真を組み合わせた「フォトレコ」を作るなど参加者にとって何が嬉しいのか試行錯誤をしたとのこと。運営メンバーとも「横浜のデジタルの入り口になりたい」という共通の想いのもと、今後は、もっと沢山の人にアプローチできるよう、商工会議所にチラシを置く等の工夫もしていきたいと方針も明確にされたお話でした。
東京では、運営メンバーではなく常連の参加者 さおりさん(女性ではRPACommunity最多登壇)から、「東京のRPA系のコミュニティやイベントの現状」、「RPALTで一番LT登壇している女性としての所感」についてお話いただきました。女子部やAI-OCR支部、Kids&Family支部など裾野も広がっており、子供から大人までが楽しむことのできる場になってきていると感じているそう。また、LT登壇では、垣根を超えたRPA仲間とのつながりも増えました。コミュニティの全国拡大、オンライン配信によってRPA関係のつながりが更に拡大しています。「LTチャレンジの初めの一歩は緊張しますが、自身の成長と新たな学びにつながるので、ぜひ挑戦してみて」とのことでした。
仙台支部・青森支部主催の一戸さんから、「地域課題と向き合う」をテーマにしたお話。
仙台支部は、運営メンバー共通の「チャレンジしている人たちとの交流の輪を広げたい」という想いのもと。青森支部は、「人もいねぇ 仕事も無ねぇ ITぜんぜん使えでねぇ」(津軽弁)という現状で、危機感をもって運営しています。しかしながらどちらも、イベント自体は明るく前向きにそして熱く、地域課題に立ち向かっています。
今後も「地域の活性化にテクノロジーで貢献するグローバルコミュニティ」をコンセプトに運営を続けていきたいとの意気込みも。仙台は差し迫った危機があり、青森は既に危機が訪れていると感じています。この危機に立ち向かう力が集まる、地元を愛する熱い思いを持った人が全国から集まる。そんなコミュニティにしていきたいとのことでした。最後に、両支部とも運営メンバー募集中です。ご興味のある方はぜひご連絡ください。
最後は、札幌支部主催 らむださんから北海道のお話。北海道といえば、「RPAがなまらアツい!」とのこと。実際に北海道には、札幌、苫小牧・千歳、札幌女子部、北見の4支部があります。参加者アンケートから分かった悩みは、身近に有識者がいない、学ぶ機会が少ないなど、RPAに関する情報が少ないこと。そのため、コミュニティには活発な情報交換や事例の共有が期待されています。
北海道のキャッチコピー「その先の、道へ。北海道」にRPAも同じことが言えると感じているらむださん。今後北海道のRPACommunityは、RPA好きの方がRPAについて語り合える、北海道唯一の場所にしたい。そして、初心者から玄人まで職種や経験に関係なく、気づきや学びや参加して楽しかったという気持ちを持ち帰ってもらいたいというお話で締めくくられました。
まとめ
最後はみんなで集合写真
RPALT本体 vol.20にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!!
イラレコ支部のひぐっちゃん(@asagaogold)がオンラインで描いてくれた「オンラインイラレコ」もご紹介。
全国の支部の主催者や参加者からRPA事情、コミュニティ事情について語ってもらったRPACommunity vol.20。いつもとはひと味違った雰囲気・内容でしたが、オンライン参加いただいた皆さま、最後まで視聴していただいたYouTube視聴の皆様、本当にありがとうございました。
イベントの様子はYouTubeにもアップされています。今後もコミュニティの様子を見たい、イベント時の復習がしたいという方は、是非チャンネル登録もよろしくお願いします。
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