こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz & コミュニティマネージャー Ayyです。
今回は、私たちが運営しているRPACommunity で開催した RPALT AI-OCR支部vol.1の様子をお届けします。
AI-OCR支部
目次
はじめに
RPALT AI-OCR支部 vol.1 概要
AIネタ、AI-OCRネタに特化した学びの場を提供するRPALT AI-OCR支部 vol.1は、2019年8月6日(火)に開催。セミナーは、AI inside(DX Suite)、コージェントラボ(tegaki)。スポンサーはRPABANKでした。
記念すべき第1回目のAI-OCR支部!
今日はいろいろ情報収集していきたいと思います!#RPALT pic.twitter.com/BNjEYIyEJR— フルタイム@EC担当者のためのRPA (@fulltime_RPA) August 6, 2019
RPA勉強会なう
ユーザー勉強会なにげに初めてかも
めっちゃちゃんとしてる#RPALT pic.twitter.com/0QL3PrIe3A— ヒロセチカ@Zero (@jiyu2) August 6, 2019
まずは主催のMitzより、RPACommunityとAI-OCR支部について説明。RPACommunityの現状と、AI-OCR支部を構成する協力企業についてお話させていただきました。AI-OCR支部を構成する協力企業は、AI inside、コージェントラボ、アライズイノベーション、オートメーションラボ、Sigfoss、アジラです。
AI-OCR支部
スポンサートークはRPABANK。RPAを中心とした業務改善、働き方改革や地域貢献を全力で応援してくれるRPABANKのサポートがあり、コミュニティイベントを実現できていることも多いです。
皆さんもぜひ記事へのコメントやいいね?、Twitterアカウントのフォローをよろしくお願いします!!
いつもありがとうございます!#RPALT pic.twitter.com/E2hrNybJrU
— はなっち!ガハハな開発者! (@hjmkzk) August 6, 2019
#RPALT
いつもありがとうございます!! pic.twitter.com/fJY8hfacc0— かわっちX@月は出ているか? (@ITTOKU_55) August 6, 2019
Rちゃんからの報告事項として直近のNEWSから、AI-OCR関連の話を共有させていただきました。
参加者ライトニングトーク
登壇者
・木村 信幸さん(てらリーマン/ソフトバンクRPA推進室RPAメディエーター)/RPA+αへの心構え -デジタルワーカーオートメーション-
・吉野 考史さん(マクニカネットワークス)/Google Visionで名刺管理
・田中 譲二さん(株式会社KSK / AI推進室)/プロの現場に AI-OCR を導入できるのか?
・森 康晴さん(アライズイノベーション)/AI-OCRはクラウドだけなん?
・村田 豪さん(みずほ情報総研)/みずほの取組紹介(AOR)
・三井 篤さん(Sigfoss)/Ai-OCRの失敗例
・引間 明子さん(株式会社アジラ)/AI-OCRベンダーが物申す!AI-OCRの本質を理解して導入しようとしてますか?
発表内容
木村さんからは、RPAを手始めとする自動化について、拡大期におけるAI活用、成熟期におけるビッグデータ活用といった、成長ステージのお話や、「ROIだけを見るな!、プロセスの自動化率を見ろ!」という自動化の本質を突くお話をいただきました。
木村さんスライド
吉野さんからはGoogle Visionを使用して名刺管理をし行ったという実用的なお話を披露。作ったシステムの分かりやすい概要から、Google Vision APIについての結果・所感のまとめまでお話いただきました。
吉野さんスライド
田中さんからは、「パンチャー専門職」の現場に「AI-OCR」を導入できるかという非常に興味あるお話。精度の面でパンチャー専門職の方が完全に上回っている状況からの導入話には皆さん釘付けでした。
森さんからは、AI-OCRにおける学習についての分かりやすい説明と、アライズイノベーションが提供している「AI Read」のお話。「認識率100%はたぶん妄想です」という言葉には納得の人が多くいらっしゃいました。
村田さんからは、みずほ情報総研における「Project A・O・R(AI、OCR、RPA)」のお話をベースに、銀行における手書き帳票の位置付けから、現状の結果。そして実際に検証として使用したAI技術「YOLO」についてお話いただきました。
村田さんスライド
三井さんからは、イベント中リアルタイムで上がってきたアンケートから抜粋したコメントに併せて、「失敗するプロジェクトに良くある事」をお話いただきました。「最終成果指標が認識精度」はNGという言葉には皆さん頷いていました。
三井さんスライド
引間さんからは、過去RPACommunityイベントで寄せられたAI-OCRについてのマイナス的ご意見を元に、お話を開始。「そもそも人間の書いた文字が汚いんです!」という言葉には会場大爆笑。最後は「AI-OCRの良いところ」で締めくくりました。
ツールセミナー
登壇者
・コージェントラボ(Tegaki)岩瀬さん/フロントオフィス業務でのAI-OCR導入効果
・AI inside(DX Suite)梅田さん/導入のハードルはこう超える。最短で業務効果を出すための2ステップ。
発表内容
Tegakiについて
コージェントラボの岩瀬さんからは、フロントオフィスの課題、そして本当にやりたい事は?というお話からスタート。珍しい「IT企業じゃないオーダーメイドスーツの店舗」への導入のお話もいただきました。自動化の本来の目的は「~レス」ではなく、「創造に注力する余力を生み出すこと」というお話には皆さん頷いていました。また最後に「デジタルペーパー」という、書いた文字がそのままデジタル化されるアイテムもお見せいただきました。
「創造に注力するための余力を生み出す」←これ重要!!#RPALT pic.twitter.com/1nK49BgAe4
— ケビン (@kevin_hhsh020) August 6, 2019
#RPALT
デジタルペーパーとな
あとで触るぞ! pic.twitter.com/sMNzkhl5yu— かわっちX@月は出ているか? (@ITTOKU_55) August 6, 2019
DX Suiteについて
AI inside梅田さんからは、まずはRPABANKのアンケートレポートより「AI-OCRの導入」関連のアンケート結果の共有から開始。そして、DX Suiteについてご紹介いただきました。「精度=公表%は重要じゃない」「UI=機能の大小ではなくさわり心地や自社運用へのなじみが重要」「ベンダーをフル活用して、一緒に対象業務を洗い出そう、一緒にROIを算出しよう」といったとても重要なお話をいただきました。
こんなにベンダーさんいるんですね…
まず、試す!#RPALT pic.twitter.com/SSDpl8xYij— フルタイム@EC担当者のためのRPA (@fulltime_RPA) August 6, 2019
梅田さん(AI Inside)
「導入のハードルはこう超える。最短で業務効果を出すための2ステップ」
読み取り例!歪みなんかでも対応できるものがある!
#RPALT pic.twitter.com/WKOxyqFsZM— チャラ電Mitz (@CharaDenMitz) August 6, 2019
イベント内で披露し損ねてしまったそうですが、「デザイン性のある文字」もしっかりと読み取れている結果もツイートで共有いただきました!
まとめ
最後はみんなで集合写真
RPACommunity AI-OCR支部 vol.1 集合写真
RPALT AI-OCR支部? 参加者の皆さん、登壇者の皆さんありがとうございました!
非常に有意義だったという声やツイートも多数いただきました!こういった声を聞けることが、運営メンバーの励みになります!
リアルに会場に向かうのを諦めかけたけど、参加して良かった✨
これは【AI-OCR 第二回】も期待しちゃいますね(^_^
ブルボン【バームロール】のお持ち帰りにご協力頂いた方々、ありがとうございました✨#rpalt #バームロールまるごと #なっちゃんの残り具合はエグい
— Tsutomu Asari (@asari_rpa) August 6, 2019
やべえ、また登壇したくなってきた…うずうず…#RPALT
— おしうみ なおき / TechFN (@naoki_oshiumi) August 6, 2019
?Ayy :RPAのコミュニティで「AI-OCRに特化した支部」ってことで初開催がどんな流れになるのかすごく気になってたけど、勢ぞろいした各ベンダーさんが皆さんそれぞれ違う視点でお話してくれて、参加者もとても参考になったんじゃないかな!AI-OCRベンダーさん自ら「大事なのは認識率だけじゃない」って発信が多かったのが印象深かった!
Mitz:ホント、AI-OCRベンダーさん勢ぞろいで豪華な回だったね。これだけのAI-OCRベンダーさんがそろうのもRPACommunityならでは。セミナーもLTも全てAIやAI-OCRに特化してるから「技術寄りで真面目な会」になるのかすごく気になってたんだけど、そこは普段のRPACommunityの雰囲気そのままだったね。RPAと親和性の高いAIやAI-OCRだからこそ、皆さん積極的に学び積極的に交流してた印象が強いかな。これは第二回も早く開催しないと!って思うね!
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