こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz&コミュニティマネージャー Ayyです。
5月8日(水)から5月10日(金)まで開催「第28回 Japan IT Week 春 後期」の参加レポートです。
Japan IT Week 春 2019 後期
レポート第三弾は働き方改革関連から「チャット系」のブースをご紹介。
目次
1. Slack Japan株式会社
Slack Japan株式会社 外観
世界で毎日800万人以上が使用している「Slack」
大企業のニーズに応える機能とサービスを提供する「EnterPrise Grid」が大きな強み。複数のワークスペースを一元管理でき、無制限にワークスペースを作成しグループごとに業務を整理しやすい環境がつくれるといった特徴があります。こちらをDeNAさんで導入した際は、関連作業のリードタイムが5分の1に短縮されたという結果もお聞きしました。
他のチャットツールとの一番の違いであり強みはとにかく「連携」。他ツールとの連携数は他の追従を許さないほど。また、スタイリッシュなUIもウリなSlackです。
Slack Japan株式会社 展示
2. Chatwork株式会社
Chatwork株式会社 外観
既読機能がないこと、そしてタスク管理が簡単なのが特徴の「Chatwork」
以前まではタスクの〆切が日付指定しかできなかったところ、4月のリリースで「時間指定」もできるようになったとのこと。時間指定ができるようになったことで、その日のタスクの優先順位をつけやすくなるというメリットが生まれました。
また導入される業界として、介護業界に導入されるケースも増えているとのこと。介護業界の離職理由上位となる「人間関係」。日本発のチャットツールで非IT業界の方にも優しいUIのChatwork。介護業界の例でいうと「困りごと報告用」や「ケアマネージャーごと」など、グループを分けてやり取りを行うことで、円滑なコミュニケーションに貢献。その結果離職防止に繋がっているそうです。
Chatwork株式会社 展示
3. 株式会社ネオジャパン/ChatLuck
株式会社ネオジャパン 外観
セキュリティに特化したエンタープライズ対応ビジネスチャット「ChatLuck」
ユーザ-・組織のメンテナンスや、利用状況の把握等、管理者目線で設計された豊富な管理機能が、運用管理業務の負担を軽減するとのこと。ユーザー作成はID管理で、メールアドレス不要で簡単に作成することが可能。また参加メンバー辞めても今までのやり取りは消えず、データを保持し続けることができるのも特徴。
クラウドだけでなく自社サーバー上でのオンプレミス稼働にも対応しており、特に金融や自治体のお客さんからの評判が良いとのこと。
株式会社ネオジャパン 展示
所感
今やプライベートのやり取りに限らず、ビジネスシーンでの利用も当たり前となってきたチャットツール。
チャットだけでなくタスク管理や他ツールとの連携まで、ビジネスに特化し企業のニーズに応えるチャットツールは数多くあります。ITエンジニアではなく、コミュニティ運営とメディア発信を仕事とするわたしたちは1日に数十人の方々と情報のやり取り等を行っていますが、メールを利用したやり取りは本当に少なく、社会からメールでのやり取りがなくなる日もそう遠くはないのでは。と感じます。
何よりも、RPA導入に限らず、ITシステムを企業に導入する際には、エンジニア、バックオフィス、経営層と様々な立場のメンバーとの情報交換・コミュニケーションが、円滑なIT化推進に繋がるといいます。ビジネスチャットの更なる拡大と定着は確実ですね。
以上、第28回 Japan IT Week 春 後期 レポート第三弾でした。
※本展は業界関係者のための商談展です。一般の方のご入場はできません。
展示会名:第28回 Japan IT Week 春【後期】
会期:2019年5月8日(水)~10日(金) 10時~18時
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
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