こんにちは。コミュニティプロデューサーMitz & コミュニティマネージャー Ayyです。
今回は私たちが運営メンバーとして参加している、RPAベンダーUiPathさんの「UiPath Developer Community」のvol.11イベントレポート後編です。?
※前編はこちら
UiPath Developer Community
前編では、イベントの想いとオープニングで実施したリアルタイムアンケート結果の内容についてお届けしました。後編では、LTやセッションの内容についてお届けしていきます。
目次
目次
ユーザー側からのLT
「UiPath 高速化チャレンジ」中島崇さん
中島さん
趣味がプログラミングという中島さんのLT。
?UiPathの「RPAチャレンジ」や「マインスイーパー」の自動化に、RPAだけではなく様々なプログラミング言語を用いて本気で取り組んだ話をご紹介。
?パソコンゲームで有名なマインスイーパー、AIを使って9秒でクリア。しかしUiPathを使うと、簡単モードのマインスイーパーではなんと2秒に短縮。ここで何とか1秒に挑戦しようと思い、UiPathとは関係のない「python+Selenium」で実行。結果は、12秒…。「UiPathを使った方が早いことが判明!疑ってごめんなさい」という、UiPathの実力が分かるお話でした。
「Beyond The RPA Evolution」齋藤悟さん
齋藤さん
なんとスライド数115枚!の物語風LT。あまりにも多すぎるスライドでしたが、その中から一部をご紹介。
?インドでのUiPath。インドでは7万5千人がUiPathの資格保有者です。学術提携プログラムも展開し、2022年までに50万人の学生を訓練する予定もあるとのこと。また今年度末迄には、インドの従業員数を1,000人以上に拡大予定という。また、インドだけでなく中国でもRPA市場に全面参入をする予定だそうです。
?UiPathやRPA、ましてやITが今後どう発展していくのか、現状と齋藤さんの予想も含めたストーリー性あるお話でした。
UiPath側からのセッション
?「ついに登場!AI Computer Vision アクティビティ」ラジ サイフディンさん
サイフさん
「インド人だからって毎日ナンは食べません」 という掴みのトークから始まったインド人のサイフディンさん。
今回、オンラインアンケートで半数以上の方が聞いたことはあるが試したことはないと回答した「AI Computer Vision」のご紹介。
特徴の一つとして、ブラウザ上で今までSelectorでも取得できなかった入力ボックスなどについてもAIが識別して取得可能になるというメリットが出てきます。
その他にも「AI Computer Vision」についてLIVEデモを踏まえての紹介があり、参加者も釘付けなセッションでした。
「2019 Fast Track新機能のご紹介」津田義史さん
津田さん
「二部構成でお届けします」と始まった津田さんの「新機能の紹介」セッション。まず第一部は、新機能を列挙したスライドを紹介。ただ、「あと○○秒しか映しません」「写真に撮ってください」と、参加者に写真を撮らせるという斬新な進行。
第二部では、その新機能の中から一部に絞った詳しい説明がありました。例えば、ロボットのショートカットキー操作を追加。Attended Robotをショートカットキーから起動・制御できるようになりました。
次に、正規表現ビルダー。テキストから正規表現をつくることができるようになり、正規表現の苦手意識を取り除くことができます。などなど。
デモを交えた新機能の紹介に、驚きの声も聞こえてきたセッションでした。
まとめ
会の最後は、残ったメンバーで壇上に上がり記念撮影
UiPathDeveloperCommunity_vol.11集合写真
集合写真の撮影者はMitzです。 これから、ますます盛り上げたいUiPath Developer Communityでした。
?Ayy : LTもセッションもしっかりと準備されてて見応えある内容が多かったね!今回はしっかりめの内容だったけど、ユーザーコミュニティだし今後はRPACommunityなんかでやってる5分でラフなLTなんかも出てきたりするのかな?
Mitz:確かに登壇内容はボリューム満点で見ごたえあったね。でもユーザー主導のコミュニティの醍醐味は、ユーザーが一番欲しい情報を共有し合う事と、ユーザー同士が交流し合う事。それを実現するためには、ユーザー自らがアウトプットする事が大事。そういう意味で考えると、完成されたスライドより、短くてもよいので本音が見える登壇が大事だよね。だから今後は5分LTで良いので、ユーザー主導で本音を引き出せる登壇が楽しめるイベントになれば良いなって思うよ。
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